名古屋校 トピックス

2022年6月から始まった建替え工事も2年3か月の期間を経てこの9月に完了しました。

最終ステップの、「玄関の移設と待合室の拡張工事」「校舎周辺の植栽と駐車場の整備」が終わり、子どもたちは新しいアプローチ歩道やエントランスを通り夢がいっぱい詰まったレンガの建物に登校しています。(新玄関のルーフは、R形状のあたたかい雰囲気になっています。)駐車場も校舎のすぐ前にでき便利になりました。

玄関移設により拡張された新待合室は、1才児から小中学生まで利用できる、広くてゆったりとした作りになっています。1才児や2才児の子どもたちが絵本を読んでくつろげる場。小中学生が読書をしたり学習できる場でもあります。

中央には、電動式のシャッターが設けられており、待合室を2つに仕切ることができます。片面を待合室として利用し片面で懇談会や勉強会などを行うことができます。また、片面を授業でも使用することが可能で今後幅広く活用していく予定です。

今回、40年以上の歴史と伝統が詰まった旧校舎から、いくつか移設したものがあります。今回の最終工事にて移設しましたので一部ご紹介します。

新玄関を入ってすぐのところには、開放的な吹き抜けのあるメインエントランスがあります。(今、ファーストプログラム3才児の「月」の作品が展示されています。)そのエントランスに、旧校舎で長年時を刻んできた「ふりこ時計」を設置しました。

運動場に出る1階の土間の左側には、創立50年目の卒業生で、新型コロナウイルスの感染拡大で最後の1か月が過ごせず異例の卒業式を行った子どもたちの卒業記念のレリーフが展示され、右側には、創立50周年の卒業生で、やはり新型コロナウイルスの感染拡大で最終年度の始まりが2か月も遅くなってしまった子どもたちの卒業記念のレリーフが展示されました。

駐車場入口の西側には、旧本館のエントランスに設置されていた躍動する3人の子どもの銅像が移設され、毎日子どもたちを迎え入れています。

 また、同様に旧本館のエントランスの壁で40年以上にわたって子どもたちに“GO FORTH UNAFRAID”のメッセージを贈り続けてくれた銅板のエンブレムは新玄関を入って右側の壁に移設しました。

その他にも、旧校舎のいくつかの思い出を、卒業生に懐かしんでもらえるように、大切に大切に形として残していきたいと思っています・・・

 ソフト面でもハード面でも半世紀の伝統を大切にしながら、この予測不能な急速に変化する時代の先を一歩先に進めるよう新たな歴史を築いていきたいと思います。

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