アフタースクール小学生『ラボ』
2024年01月09日
ドルトンスクールのラボのオリジナル教材は、国語や算数、社会といったいろいろな教科をもとに考えられた図形・記号・意味という3つの領域で構成されています。生徒は少人数グループの中で、考えるプロセスに十分時間をかけながら、柔軟な思考力を身につけていきます。小学生ラボの特徴は、幼児ラボが1課題1時間に対し、1課題2時間で行います。前半は知識や概念のインプット中心、後半はそれらをもとにしたゲームをしたり、学習発表をしたりとアウトプットを中心にした授業展開です。
今回は、小学1年生の『図形の関係類推』を紹介します。課題名にある“類推”という言葉ですが、普段あまりなじみのないものであると思います。文字通り「類似するものを使って推理する」という意味で、ドルトンスクールのラボでは、この考え方を活用する課題が年少から小学生まで、意味や図形の領域で頻繁に出てきます。1年生では、内容がより複雑化していて、今回取り組んだ子ども達も、図形の変化を“類推”する際にたっぷりと頭を使いました。その分正解した時の喜びはひとしおで、より上のレベルを目指して、自ずと次の問題プリントに手を伸ばしていました。