名古屋校 トピックス

ファーストプログラム(全日制総合教育)1学期のプロジェクトご紹介

プリキンダーガーテン(4才児)では、1学期、「さかな」をテーマにして活動してきました。その中のいくつかの活動をご紹介します。

①地引網:ドルトンプラン“協同”の活動

プリキンダーガーテン(4才児)とキンダーガーテン(5才児)は、春の遠足も兼ね、愛知県内海東浜海岸に「地引網」に出かけました。

砂浜で貝殻を拾ったり、波打ち際で遊んだりした後で、いよいよ「地引網」です。漁師さんから地引網についてのお話を聞き、4才児と5才児が協力して、息の合った掛け声とともに重たい網を綱引きのように力いっぱい引っ張りました。網が沖の方から少しずつ近づいてくると「網が見えてきた!」「もうちょっとだ、がんばろう!」と最後まで一生懸命網を引っ張っていきました。網の中のたくさんの魚を見て思わず歓声が上がりました。漁師さんから採れた魚の名前や特徴を教えてもらい、一人ひとり自分で魚をつかみ今晩のおかずとして持ち帰りました。プリキンダーガーテン(4才児)は、その後南知多ビーチランドに出かけました。

②魚拓:ドルトンプラン“自由”の活動

 初めに地域の魚屋さんで購入した5種類のさかな「タチウオ」「トビウオ」「マダイ」「イカ」そして地引網で捕った「クロダイ」をみんなで観察しました。「タチウオ」と自分たちの身長との長さ比べをしたときには、「ながーい!」と目を丸くして驚いていました。ウロコや吸盤に気づいたり、「トビウオ」の背びれを見て「はねみたい!」と驚いたりと、発見がたくさんありました。その後、一人ずつ魚に墨を付け、慎重に障子紙に写し取っていきました。うろこやひれが写しとられると「背びれが見えた!」「目がでてきた!」などと気づいたことを嬉しそうに教えてくれました。

③アジの解剖(ドルトンスクール:小学生クラスとの縦の連携)

小学生の校舎:ドルトン2(別館)のサイエンスの教室で、「アジの解剖」の特別授業をサイエンスの先生に行ってもらいました。「アジ」の大きく開く口や小さな鼻、ヒレやウロコを観察した後、解剖した体の中の心臓やえらなどの部位も観察しました。「心臓って三角なんだね!」などと積極的に参加していました。「魚」に対して、いろいろな角度からアプローチすることにより、魚への関心がさらに高まりました。家庭でのクッキングや食事の際にもその興味がつながっているようです。

④水族館つくりと子どもたちの水族館オープン!(ドルトンプラン:自由と協同の活動/ファーストプログラム:縦(2才児~5才児)の連携活動)

様々な「魚」をテーマにした活動の後半に、紙粘土で、それぞれが興味のあるあ思いおもいの魚を作っていきました。そして、各自が自宅から“アサイメント”として、段ボールを用意し、それぞれ個性豊かな水族館が完成しました。その水族館をクラス名の「かし(カシオペア)・ある(アルタイル)さかなつりつりすいぞくかん」と名ずけ、3才児や5才児を招待し、異学年交流を行っていきました。自分たちで水族館の名前を決め、どんな水族館にしたいのかなどを話し合いながら、準備を進め、3才児、5才児には、事前に手作りのチケットを配布しました。

いよいよ、水族館の開館。プリキンダーガーテンの子どもたちは、少々緊張しながらも、チケットにスタンプを押したり、自分で作った紙粘土の魚を紹介したり、クイズを行ったりしました。「おすしやさん」や「さかなつりごっこ」も楽しんでもらえるように一生懸命おもてなしをしていました。来館した3才児や5才児の子どもたちも、招待したプリキンダーガーテンの子どもたちも「楽しかったね」ととても満足げでした。

【ファーストプログラム(全日制総合教育)】2024年4月入学生 募集のご案内

この度、ファーストプログラム(全日制総合教育)では、2024年4月入学生の募集を開始しました。現在、入学をご検討中の方を対象に、「説明会」「授業見学」「体験授業」などを随時実施しておりますので、お電話(052‐735-1611)にてお問い合わせください。

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