アフタースクール小学生『 読書タイム 』
2022年06月15日
小学生が読書習慣をつけるためには、まずは身近な大人が本を読んでいる姿を見せることが大事だと言われています。子どもたちは大人の姿を模倣するからです。遠回りのようでもこうした地道な時間を積み重ねることで、結果的に近道になります。
ニューヨークのドルトンスクールでは、生徒たちが先生や保護者と一緒に本を読む時間『リーディングタイム』が取り入れられています。ドルトンスクール東京アフタースクール小学生でも、先生と生徒が本に向き合う『読書タイム』として、火曜日、水曜日、土曜日に実施しています。
教室をのぞいてみると、絵本や物語、図鑑、クイズ本、時には漫画を開いて、紙面から広がる世界を楽しんでいました。ほかの先生が訪ねてきたことに全く気付かないほど集中する時間が続くこともありました。
ICT教育が主流の時代ですが、あえてアナログの紙の本で手の感触を使い、ページをめくりながら想像の世界を広げ、深い知識を獲得し、言葉の面白さや挿絵の芸術性を味わう、大切な感性を育てていきたいと思います。