ファーストプログラム（全日制総合教育）卒業まであと3ケ月。キンダーガーテン（５才児）は、12月に「陶芸体験」と「フラワーアレンジメント」の製作体験を行いました。

■ろくろを使った「陶芸体験」

今年度も、岐阜県の多治見から虎渓窯の方に来ていただき、一人ずつ陶芸家の方に指導を受け、素敵な抹茶茶碗を作陶しました。一人ひとりが小さな陶芸家になって、両手を巧みに使い、集中して集中して・・・心のこもった抹茶茶碗を製作しました。よく似ているようで、よく見ると個性が溢れている茶碗や、明らかに独特な主張の強い茶碗など、いろいろな抹茶茶碗ができました。

茶碗の色も子どもたちが自分で決めました。窯で焼かれて完成した茶碗が届いたら、来年予定している「お茶会」実施後に、卒業の記念として持ち帰ります。

■花育：フラワーアレンジメント体験

「陶芸体験」に引き続き、「フラワーアレンジメント」の体験をしました。名古屋市のフラワーショップ「花年」さんの先生に来校いただき、クラスごとで指導を受けながら思い想いにアレンジメントしていきました。花器には、前週から事前に一人ひとり好きな絵を描いておき、その花器にお花を活けていきました。事前に絵を描く取り組みをしていたためか、子どもたちは、フラワーアレンジメントの体験をとても楽しみにしていたようです。

まず、「さんごみずき」「やなぎ」を活け、その後、ハサミを使って切りながら、それぞれの感性で、「くじゃくひば」「まつかさ」赤と白の「カーネーション」「りんご」や「サンタさん」を順に活けていきました。最後に「リボン」をつけ、レースフラワーで仕上げ、個性豊かなフラワーアレンジメントが完成しました。徐々に出来上がっていくアレンジメント見て、「もりみたいだー」「ふゆらしくできてきた」「なかなかいいかんじ」「きれい。はやくおうちにもってかえりたい」など楽しく会話もしながら取り組んでいました。

生活の中では、花や緑に触れる機会は減ってきているようです。花や緑に触れ、体感することで、自然への想いや自然を通した感性が育っていきます。陶芸同様、子どもたちにとって、普段経験ができない良い体験ができたと思います。一人ひとりが花と向き合いながら、やすらぎや幸せな気持ちをもたらしてくれる作品制作ができ、校内展示後、クリスマス前には各ご家庭に持ち帰っていただきお家で飾っていただきました。

さあ！　いよいよ3学期。２０２１年度の締めくくりです。次学年の進級に向けて、小学校入学に向けて、さらに充実した学期にしていきたいと思います。

◎　お知らせ　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ファーストプログラム（全日制総合教育）では、２０２２年４月入学希望者の方を対象に、現在、入学の説明会・教室見学等を以下のように実施しています。ご希望の方は、お電話にてお問い合わせください。（０５２－７３５－１６１１：ドルトン本館）

【ファーストプログラム（全日制総合教育）2022年度4月入学生募集について】

・募集対象：次年度 新年少（３才児）、新年中（４才児）、新年長（5才児）

・募集人員：各学年 若干名（欠員募集です。定員になり次第締め切りとなります。）

・入学説明：直接ご来校でのご説明（小グループまたは個別）か、お電話にても実施しております。日程は、ご都合に合わせて調整させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

・教室見学：指定日、ご指定の時間に、小グループにて短時間ですが実施しております。ご希望の方は、お電話にてお問い合わせください。見学日時を調整させていただきます。